まず12時から、大阪市役所周辺の3カ所(市役所前、淀屋橋、大江橋)で、街頭宣伝・スタンディングが行われました。どないネットや大阪市・市民連合などが担当した大江橋での行動には約70名が参加し、チラシ配布、スタンディングとともに、各参加団体や参加者からの路上アピールが続きました。
その後、12時45分からは、3カ所に分かれて行動していた各団体が中央公会堂前に集まり、市役所包囲デモに移りました。思い思いのバナーやプラカードを掲げながら、市役所を一周するパレードを行い、女性像前付近で流れ解散すると、そのままヒューマンチェーンに移行しました。
残念ながら市役所を完全に包囲することはできませんでしたが、道ゆく市民や市役所職員、そして市議会議員に「万博やめろ!カジノいらん!」を訴えかけました。この行動には約400名が参加。
どないネットと大阪市・市民連合は引き続き、近畿経済産業省への要請・署名提出行動に取り組みました。14時30分に合同庁舎1号館前に20名が集合。スタンディングやチラシ配布などの宣伝行動を行いながら、署名手交のメンバー5名を送り出しました。合同庁舎2Fの近畿経済産業局では、総務企画部次長と2025NEXT関西企画室担当者の2名が応対。どないネットと大阪市・市民連合から要請書を手渡し、さらにオンライン署名・直筆署名あわせて13万4402筆の署名を手交しました。そして、参加したメンバーから「万博ではなく、災害復興を」「万博に使うお金を教育・福祉に」との訴えを行い、担当者は「必ず東京の本省に伝えます」と約束しました。
万博関連の予算を含む2024年度予算が審議される大阪市議会の動向に注目するとともに、引き続きさまざまな行動を強めていく必要があることを確認しあって、この日の行動を終えました。