フリージャーナリストの幸田泉さんの記事「コロナ専門病院で働く「裏方」労働者の悲痛な訴え」を紹介します。
新型コロナウイルス禍の4月半ば、大阪市の松井一郎市長は突如、大阪市立十三市民病院(大阪市淀川区)を「コロナ専門病院する」と発表。入院患者や出産予定者は急きょ、別病院に転院しなくてはならず対応に追われた。コロナ専門病院になることは事前に病院関係者に周知されておらず、現場では戸惑いが広がった。専門病院の設置は専門家からも評価する声が出ているが、十三市民病院で働くスタッフの話からは、医療現場の抱える矛盾が浮かび上がる。
https://news.yahoo.co.jp/byline/koudaizumi/20200530-00181033/
2020年05月31日
2020年05月27日
【投稿】大阪市役所に対して連続行動〜市民の生活・生命より都構想・万博・カジノが大事?!
毎週行われている大阪市役所行動の参加者からの投稿を紹介します。
・・・・・・・・・・・
5月11日の大阪市役所行動(松井市長の記者会見との遭遇)の反響が全国に広がっています。「カッパの告発」と松井市長の「ないよりましやろ」逆切れ発言の映像はアクセス数が47万人。人気上昇中の維新の会の致命傷になるかもしれません。
「安倍のマスク」と「松井・吉村の雨がっぱ」・・・政府や大阪維新の会の無策のシンボルです。
維新の会は相当焦っています。
翌週の18日には「釜ヶ崎センター開放行動」などの団体の対市交渉(給付金から住民票のない野宿者を排除しないよう求める内容)がありました。市は警察車両を待機させ、入り口を職員で固め、入場者の数を制限しようとしました。結局、人数制限は拒否して、屋外での「団交」となりました。市役所行動の仲間も合流して40人ほど。
この日はあらかじめ提出していた3項目の要求(給付金をすべての人に速やかにわたるようにすること等)の回答があるはずでした。
市側の回答は、給付金の支給は住民票に記載が条件という政府の指針を繰り返すだけ。住民票の記載のない野宿者についてどうするのかという質問には、「今日は要求書への回答だけという約束」「意見があるのなら代表との人数を限定した協議の場で聞く」の一点張り。ふたこと目には「交渉にはルールがある」、「市役所の中でも決定や調整にはルールがある」・・・
給付金が本当に必要なところへ迅速に回らない、という問題があるのだから、とりあえずは府や市で何とかしてくださいという要望なのに、そういう問題が起こっているという認識さえない(わかっていても問題として認識していない)。知らなければ現場や当事者に聞けばいい、むずかしければ知恵を借り、住民自身のネットワークを借りれればいい、そのための話し合いを求めているのに、「ルールが、ルールが・・・」・・・これが「大阪モデル」!
この日は大声で突っかかってくる人が2人。どちらも「悪いのは自民党だから、大阪市や府に言っても仕方ない。吉村はよく頑張っている」(!)とまくしたてて立ち去りました。
5月22日には吉村知事が、わざわざ記者会見でツイッターでの「カッパ問題」にムキになって反論。こちらからの申し入れはなかなか届かないのに、ツイッターには過剰反応。どこを向いて仕事をしているのかがよくわかります。↓は「日刊スポーツ」同日付より。
大阪府の吉村洋文知事(44)が22日、府庁で取材に応じ、ネット上で飛び交う「大阪は雨がっぱ」について言及した。会見で吉村知事は大阪府内の医療物資の状況について資料を示しながら説明。「ネット上などでは『大阪府市は雨がっぱで治療をしている』など、事実と異なるデマがある。医療資源がどうなっているのか、改めて正確にお伝えしたい」と語気を強めた。
田中康夫さんが5月22日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』で「・・・それでね、僕もびっくりして。それで松井市長の会見で十三病院っていう市立病院のスタッフの方が「うちはマスクすら届いてませんよ。雨ガッパで仕事をさせないでください」って言ったら、松井市長が「(雨ガッパは)なにもないよりはマシです」って言って逃げちゃったのね。その映像もマスメディアは流さないっていうのは……これはいいことは褒めるべきだけどもダメなところは言わないと……。」
吉村知事の自画自賛の「大阪モデル」も幼稚な間違いで修正。5月23日に山中伸弥さんが「大阪府が、いわゆる大阪モデルの基準を、結果を見てから黄色にならないように変更するというのです。・・・結果を見てから基準を決める。科学でこれをすると信頼性が揺らぎます。・・・大阪府民として非常に心配です。人は権力や上司に忖度するかもしれませんが、ウイルスは遠慮ありません」と指摘。

5月25日は第6回目の行動。市側は要求項目に対して政府の政策やガイドラインを示すだけで何も答えない。窓口の広報課は交渉を打ち切る姿勢、仕方ないので二手に分かれて担当部局へ向かう。私は公共施設の開放を求める要請書への回答を求めるために危機管理課へ行き、要請書の趣旨を改めて伝えました。
その後、記者クラブで記者会見。「毎日」、「大阪日日」、「NHK」と幹事社(「産経」?)、ほかに韓国の放送局からも。1時間の予定を若干オーバー。
詳しい報告は省いて、同日の松井市長のツイート:
都構想、万博、IRは大阪の成長と安全安心の為にも必要なので全力で推進します。申し訳無いが貴方よりは医療現場・教育現場の声を聞いています。夏日の中、シャンプーハットと雨がっぱでパフォーマンスして熱中症にならない様にね。
以下はこれからの行動予定

#コロナ補償を求める大阪府庁交渉 へ!
増長する吉村知事に言いたい人大集合!
6月1日(月)12〜16時
コロナ指定病院の労働者や、コロナで仕事が激減した労働者の訴え
https://twitter.com/umedasitin/status/1264391635615375361…
雨合羽募集したのに未使用、デマだと世論脅した知事を許さず、いまだまともになされていない即時の生活補償と医療支援求めます。
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5月11日の大阪市役所行動(松井市長の記者会見との遭遇)の反響が全国に広がっています。「カッパの告発」と松井市長の「ないよりましやろ」逆切れ発言の映像はアクセス数が47万人。人気上昇中の維新の会の致命傷になるかもしれません。
「安倍のマスク」と「松井・吉村の雨がっぱ」・・・政府や大阪維新の会の無策のシンボルです。
維新の会は相当焦っています。
翌週の18日には「釜ヶ崎センター開放行動」などの団体の対市交渉(給付金から住民票のない野宿者を排除しないよう求める内容)がありました。市は警察車両を待機させ、入り口を職員で固め、入場者の数を制限しようとしました。結局、人数制限は拒否して、屋外での「団交」となりました。市役所行動の仲間も合流して40人ほど。
この日はあらかじめ提出していた3項目の要求(給付金をすべての人に速やかにわたるようにすること等)の回答があるはずでした。
市側の回答は、給付金の支給は住民票に記載が条件という政府の指針を繰り返すだけ。住民票の記載のない野宿者についてどうするのかという質問には、「今日は要求書への回答だけという約束」「意見があるのなら代表との人数を限定した協議の場で聞く」の一点張り。ふたこと目には「交渉にはルールがある」、「市役所の中でも決定や調整にはルールがある」・・・
給付金が本当に必要なところへ迅速に回らない、という問題があるのだから、とりあえずは府や市で何とかしてくださいという要望なのに、そういう問題が起こっているという認識さえない(わかっていても問題として認識していない)。知らなければ現場や当事者に聞けばいい、むずかしければ知恵を借り、住民自身のネットワークを借りれればいい、そのための話し合いを求めているのに、「ルールが、ルールが・・・」・・・これが「大阪モデル」!
この日は大声で突っかかってくる人が2人。どちらも「悪いのは自民党だから、大阪市や府に言っても仕方ない。吉村はよく頑張っている」(!)とまくしたてて立ち去りました。
5月22日には吉村知事が、わざわざ記者会見でツイッターでの「カッパ問題」にムキになって反論。こちらからの申し入れはなかなか届かないのに、ツイッターには過剰反応。どこを向いて仕事をしているのかがよくわかります。↓は「日刊スポーツ」同日付より。
大阪府の吉村洋文知事(44)が22日、府庁で取材に応じ、ネット上で飛び交う「大阪は雨がっぱ」について言及した。会見で吉村知事は大阪府内の医療物資の状況について資料を示しながら説明。「ネット上などでは『大阪府市は雨がっぱで治療をしている』など、事実と異なるデマがある。医療資源がどうなっているのか、改めて正確にお伝えしたい」と語気を強めた。
田中康夫さんが5月22日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』で「・・・それでね、僕もびっくりして。それで松井市長の会見で十三病院っていう市立病院のスタッフの方が「うちはマスクすら届いてませんよ。雨ガッパで仕事をさせないでください」って言ったら、松井市長が「(雨ガッパは)なにもないよりはマシです」って言って逃げちゃったのね。その映像もマスメディアは流さないっていうのは……これはいいことは褒めるべきだけどもダメなところは言わないと……。」
吉村知事の自画自賛の「大阪モデル」も幼稚な間違いで修正。5月23日に山中伸弥さんが「大阪府が、いわゆる大阪モデルの基準を、結果を見てから黄色にならないように変更するというのです。・・・結果を見てから基準を決める。科学でこれをすると信頼性が揺らぎます。・・・大阪府民として非常に心配です。人は権力や上司に忖度するかもしれませんが、ウイルスは遠慮ありません」と指摘。
5月25日は第6回目の行動。市側は要求項目に対して政府の政策やガイドラインを示すだけで何も答えない。窓口の広報課は交渉を打ち切る姿勢、仕方ないので二手に分かれて担当部局へ向かう。私は公共施設の開放を求める要請書への回答を求めるために危機管理課へ行き、要請書の趣旨を改めて伝えました。
その後、記者クラブで記者会見。「毎日」、「大阪日日」、「NHK」と幹事社(「産経」?)、ほかに韓国の放送局からも。1時間の予定を若干オーバー。
詳しい報告は省いて、同日の松井市長のツイート:
都構想、万博、IRは大阪の成長と安全安心の為にも必要なので全力で推進します。申し訳無いが貴方よりは医療現場・教育現場の声を聞いています。夏日の中、シャンプーハットと雨がっぱでパフォーマンスして熱中症にならない様にね。
以下はこれからの行動予定

#コロナ補償を求める大阪府庁交渉 へ!
増長する吉村知事に言いたい人大集合!
6月1日(月)12〜16時
コロナ指定病院の労働者や、コロナで仕事が激減した労働者の訴え
https://twitter.com/umedasitin/status/1264391635615375361…
雨合羽募集したのに未使用、デマだと世論脅した知事を許さず、いまだまともになされていない即時の生活補償と医療支援求めます。
2020年05月22日
【署名要請】コアジサシの営巣のために夢洲の工事の一時休止を求める署名
夢洲のカジノ予定地に対して、下記署名活動が行われています。
絶滅危惧種のコアジサシがカジノ予定地で繁殖しており、そのため工事の一時中止を願うものです。
どうぞ署名サイトの拡散、ご賛同よろしくお願いします。
https://www.change.org/koajisashiHELP
賛同します、とクリックすると、この署名サイトを初めて使われる方には入力フォームが出てきます。
氏名・メールアドレス・住所地(最後まで書く必要はありません)をいれて、「賛同」をクリックされてください。よろしくお願いします。
(携帯の場合、確認メールが届くので、そのメール内アドレスをクリックしないと署名にならない場合もあるようです。)
署名のあとに、寄付願いが出てきますが、これは強制ではなくこの署名サイトの運営応援に使われるようです。
以下、署名の呼びかけです。
絶滅危惧種のコアジサシは夏鳥として日本に渡ってきて繁殖をします。しかし繁殖地となる河川や海岸の砂利面は河川の護岸工事などで近年減少しており、繁殖をする場所がなくなっています。2018年は関空の工事現場で営巣し、バードアタックの危険があって2019年は防鳥ネットが張られ、追い出されました。そういう流浪の渡鳥コアジサシが、今年はなんと、大阪湾に浮かぶ人工島夢洲の、今工事中の広い砂利面に多数のペアが営巣行動をしています。5月9日には300羽以上いました。夢洲は、2025年万博とIRカジノ計画地で、現在土砂を購入して土地造成工事をしていますが、この砂利広場はつい半年前までカモ類1万羽近く来ていた雨水池を埋め立て、1ヶ月前に一面砂利が敷かれたところです。その工事中の場所が、たまたまこの時期に日本にやってくるコアジサシの営巣シーズンとピッタリあいました!
ですから、この場所の工事の続きを8月までの一時期休止し、絶滅危惧種のコアジサシが安全に営巣できるように、と私たちは大阪市にお願いしています。みなさんもいっしょに、ぜひ、大阪市に工事休止をお願いしてください!!
コアジサシについて詳しい説明は以下のサイトを参考にしてください
http://www.nature.or.jp/action/yumeshimamirai/
絶滅危惧種のコアジサシがカジノ予定地で繁殖しており、そのため工事の一時中止を願うものです。
どうぞ署名サイトの拡散、ご賛同よろしくお願いします。
https://www.change.org/koajisashiHELP
賛同します、とクリックすると、この署名サイトを初めて使われる方には入力フォームが出てきます。
氏名・メールアドレス・住所地(最後まで書く必要はありません)をいれて、「賛同」をクリックされてください。よろしくお願いします。
(携帯の場合、確認メールが届くので、そのメール内アドレスをクリックしないと署名にならない場合もあるようです。)
署名のあとに、寄付願いが出てきますが、これは強制ではなくこの署名サイトの運営応援に使われるようです。
以下、署名の呼びかけです。
絶滅危惧種のコアジサシは夏鳥として日本に渡ってきて繁殖をします。しかし繁殖地となる河川や海岸の砂利面は河川の護岸工事などで近年減少しており、繁殖をする場所がなくなっています。2018年は関空の工事現場で営巣し、バードアタックの危険があって2019年は防鳥ネットが張られ、追い出されました。そういう流浪の渡鳥コアジサシが、今年はなんと、大阪湾に浮かぶ人工島夢洲の、今工事中の広い砂利面に多数のペアが営巣行動をしています。5月9日には300羽以上いました。夢洲は、2025年万博とIRカジノ計画地で、現在土砂を購入して土地造成工事をしていますが、この砂利広場はつい半年前までカモ類1万羽近く来ていた雨水池を埋め立て、1ヶ月前に一面砂利が敷かれたところです。その工事中の場所が、たまたまこの時期に日本にやってくるコアジサシの営巣シーズンとピッタリあいました!
ですから、この場所の工事の続きを8月までの一時期休止し、絶滅危惧種のコアジサシが安全に営巣できるように、と私たちは大阪市にお願いしています。みなさんもいっしょに、ぜひ、大阪市に工事休止をお願いしてください!!
コアジサシについて詳しい説明は以下のサイトを参考にしてください
http://www.nature.or.jp/action/yumeshimamirai/
2020年05月18日
大阪市・府は、都構想・カジノ・万博ではなく、市民生活と医療を守れ
大阪維新の吉村知事・松井市長は、新型コロナウイルス(COVID 19)で多くの市民の生活や中小商工業者・医療・介護関係者・個人事業者、関係労働者などが大変な情況にある中でも、「大阪市廃止構想」や万博・カジノの計画は予定通り推進しようとしています。
*6月19日 都構想協定書案を法定協議会で強行可決の計画
*9月初め 府議会・市会で議決
*11月1日住民投票
私たちは、万博・カジノのための「夢洲開発」への1,000億円を超える公費投入や都構想の実現に向けての財源を棚上げして、コロナという未曽有の事態から市民生活や医療体制を守るための財源に活用せよと要求しています。
しかし、吉村知事・松井市長は「大阪モデル」などとマスコミに称えられて有頂天になっていますが、その実、コロナ対策のための補正予算は、そのほとんどが国からの交付金をあてにしたものです。
横浜から「ラスベガス・サンズ」が撤退表明(もう1社のウインリゾーツはどうするか?)、大阪進出に意欲を燃やす「MGM・(オリックス連合)」は、大変な経営ピンチに喘ぐ中で、何としても万博・カジノ誘致を実行するために、1,000億円を大きく跳ね上がることも予測し、コロナ対策のために資金を使おうとしません。
自粛の段階的解除の良否は別にして、彼らにしたら補償問題が発生しないように「自粛解除」を急ぎまくっているとしか考えられません。いつまで続くかわからない未曽有のコロナ危機の中で、市民生活や医療を守るのが第一です。そこには「都構想」や「カジノ・万博」など入り込む余裕などないはずです。
今から台風シーズンです。3密排除の避難場所はあるのか、水道管の老朽化率は全国1の中でこの復旧を民間委託してしまいました。今こそ、市民運動の強化で維新政治との対峙が求められていると思います。
私たち「どないネット」も参加し、連携している 2つの運動ネットワーク「夢洲の都市計画変更を考える市民懇談会」「大阪カジノに反対する9団体懇談会」両ネットの「最近の行政要求・協議」の経過表を添付します。参考までにご覧ください。
夢洲問題行政要求の経過.pdf
*6月19日 都構想協定書案を法定協議会で強行可決の計画
*9月初め 府議会・市会で議決
*11月1日住民投票
私たちは、万博・カジノのための「夢洲開発」への1,000億円を超える公費投入や都構想の実現に向けての財源を棚上げして、コロナという未曽有の事態から市民生活や医療体制を守るための財源に活用せよと要求しています。
しかし、吉村知事・松井市長は「大阪モデル」などとマスコミに称えられて有頂天になっていますが、その実、コロナ対策のための補正予算は、そのほとんどが国からの交付金をあてにしたものです。
横浜から「ラスベガス・サンズ」が撤退表明(もう1社のウインリゾーツはどうするか?)、大阪進出に意欲を燃やす「MGM・(オリックス連合)」は、大変な経営ピンチに喘ぐ中で、何としても万博・カジノ誘致を実行するために、1,000億円を大きく跳ね上がることも予測し、コロナ対策のために資金を使おうとしません。
自粛の段階的解除の良否は別にして、彼らにしたら補償問題が発生しないように「自粛解除」を急ぎまくっているとしか考えられません。いつまで続くかわからない未曽有のコロナ危機の中で、市民生活や医療を守るのが第一です。そこには「都構想」や「カジノ・万博」など入り込む余裕などないはずです。
今から台風シーズンです。3密排除の避難場所はあるのか、水道管の老朽化率は全国1の中でこの復旧を民間委託してしまいました。今こそ、市民運動の強化で維新政治との対峙が求められていると思います。
私たち「どないネット」も参加し、連携している 2つの運動ネットワーク「夢洲の都市計画変更を考える市民懇談会」「大阪カジノに反対する9団体懇談会」両ネットの「最近の行政要求・協議」の経過表を添付します。参考までにご覧ください。
夢洲問題行政要求の経過.pdf
2020年05月14日
経済産業省あての大阪カジノに反対する団体懇談会の要望書
5月7日に大阪カジノに反対する団体懇談会が経済産業省に提出した要望書です。
経済産業大臣 梶山弘志 様
2020年5月7日
申入れ団体 大阪カジノに反対する団体懇談会
長期化する新型コロナ肺炎対策と、大阪府民のくらしを支えるため万博計画の見直しを求める要望書
貴職におかれましては、大阪・関西万博の成功に向けた諸準備をはじめ、日本経済の発展にご尽力をいただていることに敬意を表します。また現在の新型コロナ肺炎拡大のもとで、国民のくらしや経済回復の対策などにご腐心いただいていることと察します。
私たちは、大阪の経済状況を鑑みて、このまま夢洲でのIR・カジノ、万博計画をすすめていいのか、府民に働きかけている団体です。構成団体は最後に紹介させていただいております。
2025年に予定されている、夢洲での大阪・関西万博は、人工島であることから、埋め立てや、アクセス面で、多大な予算を要すると発表されています。我々の団体が「万博協会」と懇談させていただいた際、「万博参加者のアクセスのため、舞洲からの橋をもう一本増設したい」と明言され、大阪市が財政上無理だと返答されたことは、記憶に新しいところです。
また、咲州から夢洲への地下鉄延伸費用200億円についても、2017年に吉村大阪市長(当時)は、「IR業者に負担を求めていく」と答弁していました。しかし、現在大阪でのカジノに手を挙げているMGMリゾーツは、新型コロナ肺炎によるラスベガス閉鎖などにより、資金繰りがきびしく、地下鉄延伸のための200億円を出せる余裕があるとは思えません。もし、カジノ業者が、この負担を拒否した場合、大阪府・市が負担することになるのではないでしょうか。
しかし、子どもの貧困率が沖縄についで全国ワースト二位、経済でも90%以上を中小企業が占める大阪で、税金を地下鉄延伸につぎ込む時ではないと考えます。
コロナ禍から府民、国民を守る抜本的対策に必要な別途の税源を確保するためには、緊急かつ人命にかかわる重大事案への優先度を検証し、既存の政策や計画の変更によって市民生活を守る対策を最優先すべきと考えます。
現在、大阪市の人工島「夢洲」で開発が進められている「カジノ誘致」計画、及び莫大な財政負担を要する「2025年大阪・関西万博」の在り方について、その見直しを下記の通り申し入れいたします。
記
1. 府民のくらしと、経済回復のため、「万博」会場と規模の再検討を求めます。
今回の新型コロナ肺炎が終息しても、その被害は甚大であり、おまけに第二波、三波の流行も懸念されています。この被害に備えることが最優先です。
万博会場はまだ、決定したわけではありません。国際万博協会の総会も延期になっています。ドバイ万博が延期になっていることから、大阪・関西万博の延期も確実と思われます。
今は、夢洲に莫大に税金をつぎ込んで「万博」会場整備を急ぐ時ではなく、会場の規模や分散開催、会場の変更も視野に入れて検討すべき時だと考えます。
ぜひ、ご検討をお願いします。
大阪カジノに反対する団体懇談会賛同団体
カジノ問題を考える大阪ネットワーク
あかん!カジノ女性アピール
大阪カジノに反対する市民の会
大阪を知り・考える市民の会
どないする大阪の未来ネット
STOP!カジノ大阪
市民のための行政を求める会
平和と民主主義をめざす全国交歓会
同じ日に、大阪市・大阪府・万博協会にも要望書を提出しています。
経済産業大臣 梶山弘志 様
2020年5月7日
申入れ団体 大阪カジノに反対する団体懇談会
長期化する新型コロナ肺炎対策と、大阪府民のくらしを支えるため万博計画の見直しを求める要望書
貴職におかれましては、大阪・関西万博の成功に向けた諸準備をはじめ、日本経済の発展にご尽力をいただていることに敬意を表します。また現在の新型コロナ肺炎拡大のもとで、国民のくらしや経済回復の対策などにご腐心いただいていることと察します。
私たちは、大阪の経済状況を鑑みて、このまま夢洲でのIR・カジノ、万博計画をすすめていいのか、府民に働きかけている団体です。構成団体は最後に紹介させていただいております。
2025年に予定されている、夢洲での大阪・関西万博は、人工島であることから、埋め立てや、アクセス面で、多大な予算を要すると発表されています。我々の団体が「万博協会」と懇談させていただいた際、「万博参加者のアクセスのため、舞洲からの橋をもう一本増設したい」と明言され、大阪市が財政上無理だと返答されたことは、記憶に新しいところです。
また、咲州から夢洲への地下鉄延伸費用200億円についても、2017年に吉村大阪市長(当時)は、「IR業者に負担を求めていく」と答弁していました。しかし、現在大阪でのカジノに手を挙げているMGMリゾーツは、新型コロナ肺炎によるラスベガス閉鎖などにより、資金繰りがきびしく、地下鉄延伸のための200億円を出せる余裕があるとは思えません。もし、カジノ業者が、この負担を拒否した場合、大阪府・市が負担することになるのではないでしょうか。
しかし、子どもの貧困率が沖縄についで全国ワースト二位、経済でも90%以上を中小企業が占める大阪で、税金を地下鉄延伸につぎ込む時ではないと考えます。
コロナ禍から府民、国民を守る抜本的対策に必要な別途の税源を確保するためには、緊急かつ人命にかかわる重大事案への優先度を検証し、既存の政策や計画の変更によって市民生活を守る対策を最優先すべきと考えます。
現在、大阪市の人工島「夢洲」で開発が進められている「カジノ誘致」計画、及び莫大な財政負担を要する「2025年大阪・関西万博」の在り方について、その見直しを下記の通り申し入れいたします。
記
1. 府民のくらしと、経済回復のため、「万博」会場と規模の再検討を求めます。
今回の新型コロナ肺炎が終息しても、その被害は甚大であり、おまけに第二波、三波の流行も懸念されています。この被害に備えることが最優先です。
万博会場はまだ、決定したわけではありません。国際万博協会の総会も延期になっています。ドバイ万博が延期になっていることから、大阪・関西万博の延期も確実と思われます。
今は、夢洲に莫大に税金をつぎ込んで「万博」会場整備を急ぐ時ではなく、会場の規模や分散開催、会場の変更も視野に入れて検討すべき時だと考えます。
ぜひ、ご検討をお願いします。
大阪カジノに反対する団体懇談会賛同団体
カジノ問題を考える大阪ネットワーク
あかん!カジノ女性アピール
大阪カジノに反対する市民の会
大阪を知り・考える市民の会
どないする大阪の未来ネット
STOP!カジノ大阪
市民のための行政を求める会
平和と民主主義をめざす全国交歓会
同じ日に、大阪市・大阪府・万博協会にも要望書を提出しています。