2017年12月25日

【大阪市議会】住吉市民病院廃院についての質疑内容

12月5日に行われた大阪市議会民生保健委員会で、住吉市民病院の廃院問題について質疑が行われました。その質疑の内容をフリージャーナリストの幸田泉さんがブログにまとめておられますので、紹介します。

 大阪市議会の民生保健委員会が12月5日、開かれ、2018年3月末で廃院になる地方独立行政法人大阪市民病院機構「大阪市立住吉市民病院」(大阪市住之江区)の舟本仁一(ひとかず)院長と、大阪市民病院機構の野田誠事務局長が参考人招致されました。住吉市民病院は老朽化に伴って建替えが検討されていたところ、2011年12月に大阪市長に就任した橋下徹前市長が、1.8キロ離れた場所に「大阪府立急性期・総合医療センター」(大阪市住吉区)があることから「市立と府立の病院が近くにあるのは二重行政だ」と批判。“二重行政を無くす”検討をする大阪府市統合本部は2012年5月、住吉市民病院を廃院し府立急性期・総合医療センターに機能統合すること承認しました。
 小児科と産婦人科(お産)に特化した住吉市民病院は、生活サポートが必要な母子を積極的に受け入れている福祉的側面の強い病院で、存続を求めて7万人以上の署名が集まりました。市民の声は無視できず2013年3月、大阪市議会は廃院を決定する際に「機能存続のため民間病院を誘致する」との付帯決議を付けました。しかし、小児科と産科は病院でも不採算部門なため、民間病院の誘致は4度も失敗して未だに決まっていません。一方で、府立急性期・総合医療センター内に「府市共同住吉母子医療センター(仮称)」を整備する計画は整備費用が80億円超に膨れ上がっています。
 この日の民生保健特別委員会では、住吉市民病院の福祉的機能を考慮せず、府立と市立の病院が近くにあるというだけで「二重行政」と決めつけたうえ、統合に舵を切ったコスト面の判断もずさん極まりなかったという経過が明らかになりました。

以下、具体的な質疑内容については幸田さんのブログをぜひご覧ください。
http://kouda-izumi.seesaa.net/article/455774354.html
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2017年12月09日

大阪市の存続を求める街宣・署名行動(桃谷駅前)で68筆の署名

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本日、どないネット「大阪市の存続を求める街宣・署名行動」の2回目を、JR桃谷駅前で1時間半にわたっておこないました。集会や年末行事が重なる中でしたが、13名が参加し、68筆の署名をいただきました。前回の40筆を大幅に上回る署名数でした。

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途中、国会から帰阪したばかりの尾辻かな子衆院議員が秘書の方ともに参加され、市民への訴えをしていただきました。また、今回は、大半を女性2名によるQ&A方式の問答スピーチをおこない、大変好評でした。

本日は、署名実行委員会の統一行動日で、天満駅、京橋駅などでも署名活動がおこなわれたとのことです。これからも署名をどんどん盛り上げていきましょう。

次回の署名行動は、1月8日(月・休日)13時から、 新春ナンバ行動としてナンバ高島屋前でおこなう予定です。多くの皆さんの参加をお願いします。この日も署名実行委員会の統一行動日になっています。
posted by terama at 22:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする