2024年06月22日

大阪の維新政治と民主主義を考えよう! 分断による統治から信頼でつなぐ自治へ! 「6・11講演と交流のつどい」報告

大阪の維新政治と民主主義を考えよう! 分断による統治から信頼でつなぐ自治へ! 「6・11講演と交流のつどい」を開催し、70名の参加で討論しました。

6月11日18時30分より谷町2丁目のターネンビルをお借りして、「どないする大阪の未来ネット」、「労働と人権サポートセンター・大阪」「フューチャーおおさか」「大阪モニ太」の4団体が企画しておこないました。

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企画団体を代表して、どないネット代表の高井千彰より挨拶したのちに、講師に大阪自治研センター副所長の山口勝己さんをお招きして、自身がこの度出版された『「維新」政治と民主主義』(公人の友社)の内容に沿って、大阪に維新が台頭した10数年の経過と総括、公共が奪われ、公務員、教育労働者の労働基本権が奪われ、市民との対話が閉ざされ、人員削減で住民サービスが低下した現状・・・これに対して自らの運動の総括をもとに、大阪の政治を変えるためには何が必要で、何をどのように創り出していくべきか・・、などを提起していただきました。

山口さんの講演内容は以下からダウンロードできます。

11集会山口さん講演.pdf

質疑・討論では7名の方から、カジノや万博、第3次都構想の動き、「コモン」のとらえ方、などなど貴重なご意見をいただきました。次に共催団体の活動内容がフューチャーおおさか、大阪モニ太から報告されました。
 
最後に、まとめとして 「どないネット」より、本日の討論会は3年後の統一選に向けた「市民の幅広いステージ・ネットワーク」をつくる上での第1回目の討論であり、今後3ヶ月に1回ほどの企画でいろんな分野からの提起を受けながら、共催団体も増やし、どんどん肉付け・拡大していき、3年後には市民のちからで勝利できる「神輿」を作り上げていきたいとの方向を提起して、まとめました。
posted by terama at 15:57| Comment(0) | 大阪維新との闘い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月01日

どないネットへのインタビュー動画公開中!

少し前にYouTubeの動画配信会社から、どないネットに万博問題でのインタビューの依頼があり、運営委員が対応しました。youtubeでそのインタビューが公開されていますので、ぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=ummXNswHuug
posted by terama at 09:17| Comment(0) | 大阪万博 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月24日

万博への子どもたちの「動員」をやめさせよう

5月24日、交野市では市内小中学校の全校が、万博への校外学習について「未定・検討中」と回答したと各マスコミが報じています。そもそも、大阪府教育庁は、子ども招待事業を使った校外学習の実施についての意向調査で、「参加」と「未定・検討中」の2項目しか用意せず、「不参加」という選択肢は用意されていません。おそらくは「未定・検討中」と答えた学校に対して、その後でなんらかの圧力をかけるつもりなのでしょう。この意向調査では、来場を希望する学校は、児童・生徒や引率者の人数、希望日時、来場手段などの詳細の記入が求められていますが、バスの確保が困難、小学校低学年の鉄道での移動は無理、ガス爆発の危険性、熱中症の恐れなど、不安要因がいくつも指摘され、大阪教職員組合からも申し入れが行われています。

報道によれば、交野氏の山本市長は、「学校単位で連れていかなくてもいい」との見解を示し、その根拠として、以下の点を挙げているとのことです。

*学年の変わり目や暑い時期を除くと5~6月に学校の来場者が集中する
*大阪府が準備しているバスが10台程度で、交野市に回ってくる可能性が極めて低い
*貸し切りバスの見積もりが1台あたり15万円で、1人あたり5000円になる
*電車の場合、最大2万人の利用が想定される中、学年単位で利用するのは危険
*パビリオンは学校単位で1つくらいしかいけないのに、子どもたちが満足できるのか疑問
*メタンガスの爆発事故が発生し、安全に懸念がある
*(子供が無料になるコードが発行されれば)学校単位ではなく、家族と訪れたほうがいい

これらを理由に挙げた上で、「学校現場に話を聞いたが、行きたいという学校は1つもなかった。各学校や市町村に行くか行かないかの回答をさせる『踏み絵』をふませるのはいかがなものか」と大阪府教育庁の姿勢を批判しているとのこと。至極当然の判断です。この交野市の判断に続く自治体や学校が続くことに期待したいものです。
posted by terama at 14:41| Comment(0) | 大阪万博 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月07日

6/11 大阪の維新政治と民主主義を考えよう! 分断による統治から信頼でつなぐ自治へ! 講演と交流のつどい

大阪の政治をどのような方向に変えるべきか? 3年後の統一選挙をめざして、どう運動を進めるか? 議論の第1弾企画です。皆様のご参加をお待ちします。

大阪の維新政治と民主主義を考えよう! 分断による統治から信頼でつなぐ自治へ!
講演と交流のつどい

日時 :6月11日(火) 18時30分〜20時30分
会場 :ターネンビルNO2 2階 (谷町線「谷町4丁目」1A出口より北へ3分)
講演 :大阪自治研センター副所長 山口勝己さん(前 自治労大阪府本部委員長)

大阪で都構想反対を担った経験から維新政治の本質的問題を分析するとともに、万博をめぐる迷走、IRカジノ頼みの成長戦略の実態を明らかにし、「自治」をキーワードにポスト維新政治への展望を考えます。

資料代:500円

*********************

共催:
どないする大阪の未来ネット
NPO労働と人権サポートセンター・大阪
フューチャーおおさか(大阪の未来をつくる市民ネットワーク)
大阪モニ太(大阪をモニタリングする市民の会)

連絡先:大阪市北区天神橋2−2−9 プラネット南森町8階
どないする大阪の未来ネット(06)6352-3400 FAX (06)6352-3401

*参加予約はいりませんので、直接会場にお越し願います。

チラシは以下からダウンロードできます。
6_11講演集会チラシ(印刷用).pdf

6_11講演集会チラシ(印刷用).jpg


posted by terama at 15:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月09日

「万博やめろ!カジノいらん!」大阪市役所周辺宣伝・包囲デモ・ヒューマンチェーン

大阪市議会(市会)の開会日にあたる2月9日、大阪市役所周辺に多くの市民が集まり、「万博やめろ!カジノいらん!」の声を響かせました。

まず12時から、大阪市役所周辺の3カ所(市役所前、淀屋橋、大江橋)で、街頭宣伝・スタンディングが行われました。どないネットや大阪市・市民連合などが担当した大江橋での行動には約70名が参加し、チラシ配布、スタンディングとともに、各参加団体や参加者からの路上アピールが続きました。

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その後、12時45分からは、3カ所に分かれて行動していた各団体が中央公会堂前に集まり、市役所包囲デモに移りました。思い思いのバナーやプラカードを掲げながら、市役所を一周するパレードを行い、女性像前付近で流れ解散すると、そのままヒューマンチェーンに移行しました。

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残念ながら市役所を完全に包囲することはできませんでしたが、道ゆく市民や市役所職員、そして市議会議員に「万博やめろ!カジノいらん!」を訴えかけました。この行動には約400名が参加。

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どないネットと大阪市・市民連合は引き続き、近畿経済産業省への要請・署名提出行動に取り組みました。14時30分に合同庁舎1号館前に20名が集合。スタンディングやチラシ配布などの宣伝行動を行いながら、署名手交のメンバー5名を送り出しました。合同庁舎2Fの近畿経済産業局では、総務企画部次長と2025NEXT関西企画室担当者の2名が応対。どないネットと大阪市・市民連合から要請書を手渡し、さらにオンライン署名・直筆署名あわせて13万4402筆の署名を手交しました。そして、参加したメンバーから「万博ではなく、災害復興を」「万博に使うお金を教育・福祉に」との訴えを行い、担当者は「必ず東京の本省に伝えます」と約束しました。

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万博関連の予算を含む2024年度予算が審議される大阪市議会の動向に注目するとともに、引き続きさまざまな行動を強めていく必要があることを確認しあって、この日の行動を終えました。
posted by terama at 17:52| Comment(5) | 大阪万博 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする